第五節 明らかに実存する霊界


 神様は、尊厳な方です。それで、霊界と肉界は一体化をなさなければなりません。真の愛が現れなかったために、霊界と肉界が統一できなかったのであり、真の愛が現れなかったために、心と体が分かれたのであり、真の愛がたたなかったために、宗教と政治が分かれたのです。

 真の愛を中心として、全部一つになるのです。個人、家庭、社会、国家、世界、天宙が、みなつながるのです。我々の手で、そのようにしなければいけないのです。そうでなければ、本然の天上天国、地上天国を相続することはできません。霊界と肉界の一致をどのようにするのでしょうか。真の愛で一つにするのです。

 世界人類の中で、霊界を知らない人は八十パーセントになります。信じる人たちも、霊界があるか、神様がいらっしゃるか、はっきり分かりません。しかし、霊界はあります。考えてみてください。この世の金持ちが、これから幸福の園をつくろうとするとき、自分のすべての財産をつぎ込んでもつくりたい気持ちがあるのと同じように、天地を創造なさった神様は自分のお住まいになる所をいかにつくったでしょうか。

 霊界は、どの部分を探して凝視しても、千年眺めても飽きない美の世界です。想像を絶します。何か世界で最良のものがあったとしても、霊界に比べれば何でもありません。霊界の一角にもなりません。ですから、この地上が欲しいとは思いません。私に言わせれば、この地上は私の目的に適っていないので、帰りたいのです。

 一般の人の大部分は、今も霊界を考えません。生まれたから、ただ父母といっしょに家庭で暮らしている、このように生まれたからこのように暮らしている、と思って生きています。そのように暮らすすべての生活の中心とは何でしょうか。どのように食べ、どのように暮らすかということです。それゆえ、一番重要なことを衣食住ととらえています。

 どのように住むかという問題、どのように食べるかという問題、どのように装って暮らすかという問題、これが中心だというのです。もちろんそこには、人間関係において人倫道徳があり、向上し、互いに発展し、互いに喜び合える内容がありますが、その道徳基準が異なり、民族が異なり、国家が異なり、世界すべての文化背景の差によって、生活基準や社会制度が全部異なるのです。

 このように見ると、人間が求めるべき本然の基準、すなわち創造本然の基準と、今日、我々が暮らしている生活の標準として立てていくべき人倫道徳の基準との間には大きな差があります。これが一つに収拾されていません。本然の世界に基づいて、我々が生まれ、生きてから、行き着く所はどこでしょうか。これがはっきりしていないのです。ですから一般の人たちは、霊界があるかないか、神がいるのかいないのか、知らずにいるのです。

 しかし、原理を学んだ人たちは、霊界が確実にあるということを知っているのです。信じているだけではなく、知っているのです。なぜでしょうか。多くの体験を通じて知っています。今日、統一教会がこれほど世界的な基盤を形成するまでの背後を調べてみるとき、多くの体験過程を経てきているのです。それゆえ、「霊界はない」と言うことができない立場にいる人たちが、原理が分かる人たちです。

 原理が分かる人たちは、どのような道を行くべきでしょうか。神様が願う道に従っていかなければなりません。天意の道に従っていくのです。天意とは何でしょうか。個人が行くべき天意の道があり、家庭が行くべき天意の道があります。そして、社会が、国家が、世界が、霊界が行くべき天意の道があります。その専門家が、私です。霊界は、間違いなくあります。
 
 神様がいて、霊界があるなら、どのようになるでしょうか。ある人は、「神様がいるとしても我々とは関係ない」と思うかもしれませんが、それは考え違いをしています。「霊界があっても私とは関係ない」と言うのは、まるで「自分は家庭の一員であって、国も世界も必要ない」と言っているのと同じなのです。

 それゆえ、もっと大きな神様がいて、もっと大きな霊界があるなら、もっと大きいものと関係を結ぶことを自分は願います。関係しているだけでなく、関係をもって何をするのでしょうか。一つにならなければなりません。一つの目的に向かって行かなければならないのです。

 使徒パウロが霊界の「第三の天」の世界を見て体験したことが、彼にとって十四年間絶えず宣教活動をし得る原動力になったのです。分かりますか。そのような体験がなければなりません。私もそれと同様です。

 私は、死を恐れません。何がそのようにしたのでしょうか。愛です。獄中にいくらほうり込まれても、私はそれも消化することができます。ですから、今日このように反対する環境を消化して屈服させてきたのです。私の手で全部屈服させたのです。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。